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ファッションブランドの要点

うなじや胸は男という性には存在しないパーツで、男が「きわめて女的なもの」として憧れるのはよくわかる。が、それだけが女の色気の根源とも思えない。あー、私の終わりのないこの禅問答に誰かお答えをください。で、女が一番色っぽいのは喪服だという男がけっこういる。不謹慎な話だけれど、一切合財の飾りを取り払い黒い喪服に身を包んだ女性が不思議な透明感を醸し出しているのは事実かもしれない。飾りのない、禁欲的な黒。それが女性の究極の性を感じさせるのだろうか。だからというわけではないが、黒を考え、黒を想ってみようと思う。黒は今年(2002年)の秋からまたどっと押し寄せてくる色だそうな。いろいろと見てみると、ひと昔前に流行ったような、ごくふつうの、どちらかというと保守的なデザインの黒が山とある。定番のタートルセーター、ロングスカート、ブラウス、コート。あれ、こんなの持っている、もしくは持っていたよね、と思うものばかり。奇をてらわず、ほんとうにあたりまえのものたち。