はっきりとした購入意欲を営業マンに見せるということです。なんだ、そんなことか、と思われるかもしれませんが、これが意外と大事なのです。私の経験上、ほとんどのお客さんは(購入意欲のある方ほど)、これと逆のことをしています。おそらくは、変にがつがつしているように思われたくないという思いがあるのと同時に、まるで購入意欲のないそぶりを見せたほうが有利に交渉できると思い込んでいるからそうするのでしょう(逆に、それを見抜くのが営業マンの力量でもあるのですが)。しかし、実際のところ、こうした態度を取るお客さんは、かえって営業マンから見ると、相手にしたくない客に映るのです。買う気があるんだかないんだかさっぱりわからないような態度を取っているお客さんを相手にしているほど、営業マンも暇ではありません。何件あるいは何十件もの物件を時間・労力をかけて案内しても、結局契約に結びつかないとわかっているような客は誰も相手にしたくはないのです。むしろ、ウソでもいいから、「いい物件があったら、ぜひとも安く買いたい!」と公言しているお客さんのほうが、営業マンのやる気も奮い立つというものです。お客さんの方で「本気で住まいを求めている」といった雰囲気が出ていれば、営業マンも「この人の力になってあげよう」という気持ちが湧いてきます。人に頼られれば、燃えてくるのは誰でも同じです。普通の営業マンであれば、多少の無理をしても、そのお客さんのために協力してやろうと思うはずです。価格交渉の協力以外でも、様々な住まいに関するアドバイスや資金計画の相談にも、積極的に応じてくれるはずです。
日本は持ち家率が世界でもトップクラスにあることがわかります。これは実は驚愕の事実なのです。なぜかと言いますと、中古住宅の流通が未整備であり、かつ第二次世界大戦で住宅を焼失した国が、わずか50年余りで世界のトップに登りつめたからです。アメリカの場合は戦争で住宅を焼失していませんし、中古住宅の市場が整備されており、持ち家率の高さは当然と言えば当然です。ドイツはやはり敗戦国ということもあり、日本以上に中古住宅市場は整ってはいますが、40%をかろうじて超えた水準にとどまっています。日本では、今や当たり前となったマイホームですが、実は、戦前は都市の住民の7割(大阪では9割)が借家に住んでいたのです。さかのぼって江戸時代の町民は長屋という共同住宅に住むのが基本でした。今でも関西地方に行くと長屋が見られます。借家が当たり前という時代が最近まであったということは意外に知られていません。文明社会の基本構造は、地主がオーナーとなり貸家を作り、それを庶民が借りるというものでした。もちろん地主は利益も得ていましたが、それ以上に庶民への住居の提供といった社会的責任を強く負っていたことも忘れてはなりません。
家具にたまったホコリを取るとき、サッとひと拭きできれいになる化学ぞうきんは、大変便利なもの。ただ、化学ぞうきんが効力を発揮するのは、乾いた場所を拭くときだけだ。化学ぞうきんにはホコリを拭き取り、かつ離さないための薬品がしみ込ませてあり、この薬品は水と相性が悪いのだ。もし、化学ぞうきんで水をこぼした食卓などを拭くと、もともと付いていた水に溶けやすい汚れが化学ぞうきんから離れ、逆に家具に汚れが付いてしまう。濡れた場所を拭くのには、化学ぞうきんは向かない。もちろん汚れをよく落とそうと、水に濡らしてゴシゴシこすっても何の効果もない。また、ぞうきんを作るとき、ちょっとした工夫で乾きの早いぞうきんができる。ぞうきんを縫うとき、よく行われるのは四角形の四辺を縫い、さらに対角線に沿って縫うというやり方だが、このとき一辺だけを縫うようにする。まずタオルの長いほうを二つ折りにし、そのまま同じ向きでもう一度二つ折りにする。そうして合わせた辺を、一直線に縫うのだ。こうすると、内側と外側が二重の輪になったぞうきんができあがる。内側の輪を引き出すと、上下に二つの輪ができる。干すときは、このうち一つの輪をハンガーにつるす。ふつうに干すよりも厚みが半分になり、それだけ速く乾くといわけだ。